



2001年と2009年、イタリアで開催されたG8サミット主要国首脳会議において、議長国イタリアから参加各国首脳への記念贈呈品として、Pineiderの革製品が2度連続して選ばれております。

数あるイタリアの老舗ブランドの中でも、その長い伝統と華やかな歴史で他と一線を画するのがPineider(ピネイダー)だ。創業は1774年。江戸幕府第10代将軍徳川家治の時代と聞けば、その歴史の一端が垣間見えるだろうか。
ルネッサンスの香りを色濃く残す街、フィレンツェで産声を上げてから230余年。今日に至るまで、時代に伴い扱う商品は異なれど、上質な素材と熟練した職人の技巧に裏打ちされた確かな製品は人々を魅了してやまない。
時のイタリア王室サヴォイア家御用達として名を馳せ、かのナポレオンや「赤と黒」などの著作で知られるスタンダール、「クリスマス・キャロル」のディケンズ、自動車王ヘンリー・フォードなど数多くの文化人、財界人に愛されてきたブランドは、今日、革製品の最高峰として「イタリアの誇り」と称えられている。
Pineider創業の地、フィレンツェを擁するイタリア・トスカーナ地方は、古くから革をなめす技術が確立していた。
Pineiderの魅力は、流行に左右されない洗練されたデザイン、長い歴史と伝統に裏打ちされた真に上質な革、そして高い技術を持つ職人の技という、すべての条件を小憎らしいまでに余すところなくきっちりと押さえている点であろう。
ビジネスシーンだけでなく、インフォーマルな場面でも活躍する鞄や財布は、計算されつくしたベーシックと機能性を追及した中にも、どこか遊び心を感じさせる。シンプルで洗練されたデザインに、創業当時より変わらず用いられてきた由緒あるエンボスが箔をつける。
柔らかく、耐久性に富み、使い込むほどに馴染んで独特の風合いを増す革はまさにイタリアンレザーの真骨頂。こなれた黒、カジュアルな遊び心を刺激するブラウン、ヴィンテージの風合いを纏う黒檀など、スタイルとクラスを重んじる大人に相応しいカラーの妙は秀逸だ。
ひとつひとつの工程を熟練の職人の手作業によって生み出される製品は、細部にまでこだわった、まさに一生ものの逸品である。

ベーシックなデザインの財布は、ディテールにこだわり、見た目と実用性を兼ね備える。
上質な革の光沢と柔らかくナチュラルな質感の財布は持つ人に深い満足感を与え、シンプルな中に配されたエンボスに引き締められた表情は、さすがイタリアブランドといったところ。
丁寧に作られた財布は、日々のヘビーユーズにも耐えうる。
かっちりとした鞄と一緒に使ってもよし、無造作にポケットに突っ込んでもよし。
ビジネスやプライベートなどシーンを選ばずに使え、しっくりと手に馴染み飽きのこない財布は真に大人が持つに相応しい。





定番のブリーフケースは光沢のある最高品質のカーフスキンを使用したノーブルでクラシカルな逸品。
持つ人のこだわりと、スタイルを感じさせる鞄は、強さ、優雅さ、軽さ、機能性を兼ね備え、気品すら感じさせるクローム金具のアクセントが周囲の目をさりげなく惹き付ける。
隙のないデザインは、使い込むほどに持つ人に馴染み、欠かすことのできないビジネスパートナーとして存在を主張する。
本物志向のエグゼクティブを捕らえて離さない、Pineiderの真髄ともいえる鞄。
(文:中井容子)
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